习专栏

RCEP、加盟15ヶ国に対して全面発効 その重要な意義は?

人民網日本語版 2023年06月02日16:37

6月2日、「地域的な包括的経済連携協定(RCEP)」がフィリピンに対して発効し、RCEPは署名した15ヶ国に対して全面的に発効した。

RCEPが加盟15ヶ国に対して全面発効したことには、どのような重要な意義があるか。商務部(省)国際経済貿易関係司(局)の責任者は、「RCEPは人口、国内総生産(GDP)、物品貿易額がいずれも世界の約30%を占め、このたび15ヶ国に対する全面発効により、世界で人口が最多、経済貿易規模が最大、発展のポテンシャルが最高の自由貿易圏が全面実施の新段階に入ったことになる」と述べた。

RCEPの全面発効は15ヶ国が開放的、自由、公平、包摂的でルールを基礎とした多国間貿易体制を支援すること、全面的、互恵、ハイレベルの経済パートナーシップを絶えず推進するよう共に努力することを、実際の行動によって十分に体現したものだ。15ヶ国の物品・サービス・投資市場の開放に関する約束に、各分野のハイレベルのルールが加わって、これから地域内の原材料、製品、技術、人材、資本、情報、データなどの生産要素の自由な流動が極めて大きく促進され、より繁栄した地域一体化大市場が徐々に形成され、加盟国のより広い範囲、よりハイレベル、より深い次元での開放協力が促進されることになる。

RCEPの全面発効は中国がハイレベルの対外開放を推進する上で力強いサポートを提供することになる。中国と加盟国との物品貿易拡大に一層有利な条件を生み出し、またそれに応じたサービス貿易と投資の開放をもたらし、貿易円滑化とビジネス環境の向上を促進する。質の高いRCEPの実施を持続的に推進することは、地域の産業チェーン・サプライチェーンの融合発展を深く推進する上でプラスになり、地方、産業、企業が国際経済貿易協力の新たな可能性を開拓する上でプラスになり、より高い起点に立ったよりハイレベルの制度型開放の実現を推進する上でプラスになる。(編集KS)

「人民網日本語版」2023年6月2日

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