国家天然ガスインフラ相互接続重点プロジェクト「蒙西管道(パイプライン)プロジェクト第一期(天津-河北省定興)」の稼働が6月29日、無事スタートした。これは中国で初めて雄安新区に直接天然ガスを供給する幹線ガス輸送パイプラインとなる。
蒙西パイプラインは、全長1279キロメートル、内蒙古(内モンゴル)・山西・河北・天津の4省(自治区・直轄市)を経由する。そのうち、蒙西パイプライン第一期は、長さ413.5キロメートル、天津液化天然ガス臨港分配ステーションから河北省保定市の定興分配ステーションに至る。最大パイプ径は1016ミリメートルで、年間設計輸送量は66億立方メートルとなっている。
国家管網集団は年初来、エネルギー生産・供給・貯蔵・販売システムの強化および安全能力の建設に焦点を絞り、プロジェクト建設を大幅にスピードアップさせつつ、「全国ネットワーク」構築に取り組んできた。(編集KM)
「人民網日本語版」2023年6月30日