モジャコ21.96トンを積載した日本の活魚運搬船「第二十八しんこう丸」が7月4日、福建省寧徳市から、鹿児島に向かってゆっくりと出港した。
寧徳市の三都澳海域は、水深が深い天然の良港で、活魚養殖に適した環境を誇り、「海上にある牧場」と呼ばれるほど。ここから輸出される活魚は、海外市場でも人気が高い。
寧徳市で魚の養殖に関わる会社で働く蔡さんによると、モジャコの輸出は毎年6月から7月に集中していて、今年の受注量は前年同期比10％以上増で、貿易額は450万元以上に達しているという。
現地当局の統計によると、今年、寧徳通関地が取扱う活魚輸出漁船の数は前年同期比11％増で、モジャコやスズキ、マダイといった活魚1151.84トンがすでに輸出されている。
「人民網日本語版」2023年7月6日
