1～9月GDPは7.4％増加　総合的に安定

国家統計局は21日、今年第1～3四半期（1～9月）の主要経済データを発表した。おおまかな計算によれば、同期の国内総生産（GDP）は41兆9908億元（約733兆5746億円）に達し、比較可能な価格で計算すると前年同月比7.4％増加した。第1四半期（1-3月）は同7.4％増加、第2四半期（4-6月）は同7.5％増加し、第3四半期（7-9月）は同7.3％増加で増加率は前期を0.2ポイント下回った。総合的にみて、第1～3四半期の国民経済は全体とし安定し、安定の中で前進し、安定の中で質を高めるという発展傾向を維持した。

専門家の分析によると、第3四半期のGDP増加率が低下した主な原因は、投資の伸びが力不足だったこと、比較の対象となる昨年の数値が高かったことだ。増加率は低下したが、経済運営は合理的な範囲に収まっている。また経済発展には、▽民間投資が急速に増加した▽輸出入の伸びが回復した▽第三次産業の占める割合が上昇し、雇用の受け皿としての能力が高まった▽個人所得の伸びがGDPの増加率を上回った、という4つの特徴がみられた。（編集KS）

「人民網日本語版」2014年10月22日