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2015年11月30日  
 

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人民網日本語版>>経済

さらなる発展が期待される産業用ロボット 中国でも

人民網日本語版 2015年11月30日08:36

2015年世界ロボット大会が25日に北京で開幕した。「経済参考報」が伝えた。

習近平国家主席は開幕式でのあいさつの中で、「情報化と産業化が絶えず融合し、ロボット科学技術を代表とするスマート産業が勃興発展するのにともない、(ロボットは)今の時代の科学技術イノベーションの重要な指標となった。中国はロボットとスマート製造を国の科学技術イノベーションの優先的重要分野に組み込んでいる」と述べた。

現在、ロボットは人類の製造と生活に影響を及ぼす4大科学技術の一つであり、また15年の世界10大技術の一つとされる。多くの国がロボットを国家計画に組み込み計画と作業を重点的に進めている。

中国科学院(科学アカデミー)などの機関の分析によると、目下のグローバルロボット産業は産業用ロボット、農業用ロボット、医療用ロボットの3つの分野に焦点が置かれる。産業用ロボットは最も急速に発展する分野で、販売量は米国、ドイツ、中国、日本、韓国の5カ国で世界の7割を占めるという。農業用ロボットは複雑な地形や天候といった要因に対応する必要があり、欧米と日本などの研究機関がスマート化の水準向上を目指し努力を重ねている。

欧米と日本の医療用ロボットは脳神経、前立腺、心臓病、脊柱、低侵襲治療などの外科手術で幅広く応用され、先進国の手術用ロボットの年増加率は40%を超える。予想では、今後5年間の世界のロボットの年平均増加率は25%を上回るという。

▽米・独・中・日・韓で産業用ロボット販売の7割

国際ロボット連盟(IFR)がまとめた統計によると、過去数年間2けたの高度成長を遂げたロボットだが、14年の世界の産業用ロボット総売上台数は22万9千台に過ぎない。このうち中国での販売台数は5万7千台だ。中国の産業従事者1万人あたりのロボット保有台数は36台で、韓国の478台、日本の374台、ドイツの292台、米国の164台と大きな開きがある。


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