観光名所 (3)
3、巍山古城南詔鎮
巍山古城は国家級歴史文化名城で、雲南省の4つの「文献名邦」の一つ、南詔(蒙舍詔)の発祥の地であり、多くの南詔遺跡と歴史ある言い伝えを持つ。
悠久な歴史が、巍山イ族回族自治県の豊富で多彩な文化を形成した。同地には文物・旧跡が密集し、美しい風景区が多く、巍宝山、巍山古城、玄竜寺、圓覚寺、山竜山于図城、雲隱寺、陳異叔石棺、慧明寺、東山蒙化霊泉、鳥道雄関、五印山などがある。
巍山古城には城壁が築かれており、東西南北の4つの城門を持つ。城の中心には星拱楼が建設されており、古城の形状は印章のようだ。城内の街道は碁盤の目状となっている。25本の大通り、18本の路地があり、これが縦横に交わっている。
巍山の絞り染めには民族的・伝統的な工芸の特色があり、中国文化部に「中国絞り染め芸術の里--巍山」と称された。巍山の絞り染めは日本・欧米・東南アジアなどに輸出されている。
巍山の果物の蜜漬け・砂糖漬けは、遠近で名を馳せる土産物だ。有名な軽食には「扒肉餌絲」があり、あっさりとしていて口当たりが良い。この地を訪れた観光客は、これを食するべきだろう。