北京で強風・気温低下 煙霧は拡散へ
内蒙古(モンゴル)自治区西部では、寒気の影響を受け、9日午後から気温が2℃から7℃低下した。中国中央気象台の予報によると、この寒気が西から東、さらには南に移動するため、北京では10日、4級から5級(風速5.5-10.7 メートル)の偏北風が吹き始め、東北地域の広い範囲でしとしと雨が降り続く見通し。人民日報が伝えた。
寒気の到来に伴い、北京で長く発生していた煙霧は10日、強風と気温低下で拡散すると見られる。中央気象台は、北京では10日の昼から夜にかけて、4級から5級、時折6級から7級(風速10.8-17.1メートル)の強い偏北風が吹くと予想している。気温もかなり下がり、北京市平原地区では、10日から11日夜間にかけての最低気温が8℃から10℃にまで下がる見込み。
また、今回の寒気によって、東北地域に強風・降雨・気温低下がもたらされる見通し。9日夜から10日昼にかけて、東北地域の広い範囲でしとしと雨が降り、西部一部では大雨となり、4級から6級の風が吹き、気温も4℃から8℃下がると見られる。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年10月10日