中国「悩み」ランキング　原因トップは「夫婦関係」 (2)

○男も悩み女も悩む。既婚者も悩み未婚者も悩む。

　悩みと言えば、女性は「男の人に悩みなんてあるの？」と訝しがる。独身者は、「嫁さんも子供もいるのに、いったい何を悩んでいるのか？」と首をひねる。しかし、実のところ、「悩み」はとても公平で、悩む機会は誰にでも均等に与えられる。「そんなはずはない」と思うのなら、データの結果を見ると良い。男性の悩みは、女性の悩みに比べて少ないという訳ではない。彼らは、「どうやったら意中の彼女の心を掴めるのか」「母親と妻との間に喧嘩が絶えない。どうしたら良いのか」「なぜ女性はすぐに他の男に目移りするのか」「妻にはやはり美人を選ぶべきだろうか」などと悩んでいる。同じように、女性も、「どうやったら彼が私の方を振り向いてくれるのかしら」「多くの男の人は、どんな女性を好むのかしら」「男性は、女性のどんなところにムっとするのか」などと悩む。男女それぞれの問題をお互いに投げかければ、完璧な回答が得られそうだ。
　
　既婚者のあなたが、嫁姑問題で悩んでいるのなら、眼を転じて独身男女の悩みにも注目すべきだ。「親が早く結婚するよう迫ってくる」「結婚相手の条件は譲歩してはいけないのか」「やはり結婚すべきか、あるいは独身のままでも良いのか」、さらには、「親友と恋人との仲が良すぎる」「異性の友人も、真の親友となり得るのだろうか」といった、非常に前向きな「男女間の友情」をめぐる問題もある。

　以上から、ネットユーザーは、「人は感情を持つ動物なのだから、愛に悩むことは運命づけられており、愛情や友情は時には悩みの種や負担となり得る」と結論づけた。

○悩みのない人などいない！悩みのない人生などない！

　「結婚を迫られている」「嫁・姑の一騎打ち」「年上女房カップル」「独身脱出が難しい」「いきなり親友が恋敵に」--。青春時代に悩まない人はおらず、愛情問題に悶々としない人などいない。だが実のところ、これらの問題は、ほぼ全て時間が解決してくれる「古典的悩み」なのだ。あるネットユーザーは、「多くの悩める人は、ただ聞いてもらいたいために質問するだけだ。あなた以外の他人があなたの問題を本当に解決することはできない」と分析した。

　では、一体どうすれば良いのだどうか？あるネットユーザーは、「ネット上に悩みをぶちまけると、その悩みが現実生活でかなり軽くなる場合が多い。悩みのない人などいない。悩みのない人生などあり得ない。悩みがあるというのは、その人がまともに生きていることの証（あかし）なのだ！」と冷静な視点からコメントした。（編集KM）

　「人民網日本語版」2013年10月11日