中国初、省を跨ぐ地下鉄が運行開始 上海
上海地下鉄11号線の花橋区間(安亭駅-花橋駅)で16日9時30分より、乗客を乗せた試運転が始まった。上海市内の安亭駅から江蘇省昆山市の花橋駅を結ぶもので、国内初の省を跨ぐ地下鉄路線となった。
同区間の所要時間はわずか8分、最低運賃は3元。花橋駅からは1時間あまりで上海の中心市街地に行くことができ、江蘇省と上海市の住民の外出が便利となる。
花橋区間は省を跨ぐ線路区間に属するが、依然として上海地下鉄の運賃体系に沿って運賃が設定されている。上海地下鉄11号線の中でも利用客が多い徐家匯駅を例にとると、花橋駅から徐家匯駅までの運賃は7元となる。
花橋区間では、上海の公共交通カードと敬老カードを通常通り使用することができる。なお、昆山交通カードも使用可能だが、チャージやチャージ金の移動、払い戻しなどはできず、関連の優遇政策も受けられない。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年10月16日