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北京、地下鉄8号線に5駅新設 年末に開通へ

 北京の地下鉄8号線は今年の年末までに、北の3駅が開通し昌平線と繋がる一方、南にも什刹海駅と南鑼鼓巷駅が開通する計画だ。25日には新設された路線の試験運行が行われ、記者らが一足先に乗車した。全てが開通すれば、8号線の総運営距離は26.614キロになる。北京晨報が報じた。

 新区間が開通すれば、昌平区や回龍観などから市内へのアクセスが非常に便利になるため、13号線の乗客の半数近くが利用するようになると予測されている。北京軌道交通建設管理公司プロジェクト一センターの張暁岩・副総経理は「南北に延びる路線は既に、試験運行の段階に入っている。北側は夜間に朱辛庄駅と鼓楼大街駅の間を、南側は什刹海駅と南鑼鼓巷駅南側の中国美術館駅(未開通)の間を試験運行している」と語る。

 地下鉄8号線は、天壇や天安門など多くの文化遺産や古跡のある北京市の南北を貫く中心線「中軸線」の下を通っているため、工事の難易度が高く、区間を分けて開通している。現在、一期、二期の工事が既に開通し、回龍観東大街と鼓楼大街駅を結んでいる。年末に開通する予定なのは、二期の延長区間だ。王府井と大興区の五福堂を結ぶ三期の工事は、2017年に貫通する予定だ。

 現在、8号線は列車17両を擁し、最短5分間隔で運行されている。新区間が年末に開通すれば、車両22両が投入され、計39両になる計画で、3分間隔で運行する条件を整える。

 張副総経理によると、新区間開通後、朱辛庄駅では昌平線に、霍営駅では13号線に、北土城では10号線に、鼓楼大街では2号線に、南鑼鼓巷では6号線にそれぞれ乗り換えることができる。

 6号線に乗り換えることができる南鑼鼓巷駅は、乗り換えに必要な時間が3分ほどに抑えられる設計になっている。また朱辛庄駅では、既に運営が始まっている昌平線に同じプラットホームで乗り換えることができる。そのほか、8号線の終点駅で下車する乗客は同じプラットホームから昌平線の北向きの列車に乗り換えることができるほか、昌平線の市内に向かう乗客も同じプラットホームから8号線に乗り換えることができる。(編集KN)

 「人民網日本語版」2013年9月26日

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