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無索無人潜水艇「潜竜1号」 水深5080メートルでの作業に成功

 中国国家海洋局が11日に明らかにしたところによると、中国が独自開発した初の水深6000メートル級水中無索無人潜水艇「潜竜1号」がこのほど、水深5080メートルでの作業を実現し、試験的応用の第一歩を踏み出し、かつ中国が独自に開発した無索無人潜水艇の深度の新記録を樹立した。新華社が伝えた。

 現地時間9月30日、科学調査船「海洋6号」が東太平洋の作業区に到着した。作業員は潜竜1号の試験的応用の準備を整え、10月2日と3日の2回に渡り同潜水艇を海中に投入し、各機能を総合的に検証した。

 現地時間10月6日、潜竜1号は初の応用任務を実施した。同潜水艇は午前7時55分に海中に投じられ、1時間余りの無動力潜水により水深5080メートルに達し、海底から50メートルの高さを維持しながら、計画されていたルートに沿い作業を進めた。8時間5分に渡る水中作業の後、潜竜1号の水上制御システムが浮上の信号を出し、19時30分に甲板上に回収された。作業員は作業期間中、同潜水艇から送られてきたデータ情報により、その作業状態をリアルタイムでモニタリングした。データによると、同潜水艇は安定した水中航行を維持し、計画されていたルートを正確にたどりつつ航行・作業した。

 潜竜1号の試験的応用の作業期間は10日間を予定している。同潜水艇は今後さらに大洋の深海に潜り続け、予定されている中国大洋協会他金属団塊契約区内で調査を実施する。同時に研究者は今回の試験的応用を通じて、同潜水艇のさらなる改良に向け技術的根拠を提供する。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年10月14日

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