2015年6月3日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>科学技術

中国軍、脳制御型ロボットを開発

人民網日本語版 2015年04月27日14:18

pre
next

負傷した退役軍人のジェイクが、遠隔操作用の装置を通じて意識をリンクさせることで、アバターを使い惑星パンドラで活動する——。これは映画「アバター」の一幕だが、中国の国防科技大学の脳研究チームはこのほど、脳で制御できるロボットを開発し、SF映画の世界を現実に変えようとしている。国防科技大学の劉亜東准教授のチームは、脳波をロボット制御の信号に変換することで、脳による直接的なロボットの制御に成功した。

国防科技大学機械電気工学・自動化学院の博士生の姜俊氏は、同システムについて、「脳波測定用ヘルメットは人の脳波をキャッチし、これをコンピュータに伝送する。この脳波から人の考えを読み取り、コンピュータを通じて人の考えをロボット制御の信号に変換し、ワイヤレスデバイスによって伝送する。こうすることで、脳によりロボットの前進、左右へのカーブといった動きを実現できる」と説明した。

軍関係者によると、将来的には軍用脳制御ロボットを開発し、全部隊と装備を脳で制御すると共に、脳によって情報交流を制御できるようになる。未来の戦争では、脳で制御する装甲車や戦闘機などを派遣するだけで良い。

同校はすでに、脳で制御する自動運転車の開発に成功し、道路での自動運転を実現、脳により装甲車を制御する技術の基礎を固めている。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年4月27日

人民網日本語版LINE公式アカウント開設人民網日本語版LINE公式アカウント開設

関連記事

图片列表

コメント

おすすめ