国防科技工業局、軍民融合の成果を発表

国防科技工業局が主催する軍民融合発展成果展の開幕式、および国防科技工業軍民融合発展フォーラムが、7月16日に北京で開かれた。軍用から民間用への転換を代表する約1000の重大な成果・製品が、集中的に展示される。開幕式では、国防科技工業分野としては初の、「国防科技工業軍民融合発展産業先鋒賞」、「国防科技工業軍民融合発展技術革新賞」の結果が発表された。人民網が伝えた。

先鋒賞を受賞した10件の成果は以下の通り。

（１）衛星運営サービス・衛星総合応用プラットフォーム（２）宇宙微粉炭加圧気化装置（３）パスワード安全アルゴリズムに基づく偽造防止税管理システム（４）国産旅客機「新舟60」（５）埋込み型集積化TFT-LCD製品（６）半潜水式掘削プラットフォーム「海洋石油981」（７）大型LNGタンカー（８）民生用爆破器材および爆破一体化プラットフォーム（９）長安汽車「CS35」エンジンプラットフォーム（10）航空管制自動化システム「牧羊人―2000」。

技術革新賞を受賞した10件の成果は以下の通り。

（１）中国最先端の国産原子炉「華竜1号」（２）ペブルベッド型高温ガス炉（３）地球観測衛星「高分2号」（４）3000馬力大出力変速機（５）AC312ヘリ（６）有人潜水艇「蛟竜号」（７）3万6000トン級黒色金属（鉄・マンガン・クロム）垂直押出機（８）高性能デジタル信号処理装置「魂芯1号」（９）FPGA（製造後に構成を設定できる集積回路）（10）科学実験用遠心分離器。

雑誌「国防科技工業」、「中国軍転民」が両賞の受賞対象を選出した。（編集YF）

「人民網日本語版」2015年7月20日