中国国家国防科技工業局は7月1日、国防科技工業軍民融合発展成果展を10日間に渡り開催すると発表した。中国が国防科技工業の軍民融合の成果を全面的に展示するのはこれが初めてで、すべての軍需企業が初めて集団で展示を行う。中国新聞社が伝えた。
実物や模型の展示が中心で、核・宇宙・航空・船舶・武器・電子産業の代表的な民間転用の重大成果および製品が重点的に展示される。これには、国産第3世代原子炉「華竜1号」、地球観測衛星「高分2号」、国産コミューター機「新舟60」、深海石油掘削プラットフォーム「海洋石油981」、長安汽車エンジンプラットフォーム、航空管制自動化システム「牧羊人―2000」などの革新的な技術と製品が含まれる。
国防科技工業局によると、屋外の展示ブースでは民間機、無人機、特殊車両、大型装備などの実物が展示される。展示期間中には、国防科技工業軍民融合発展フォーラムが開催される。
展示会は7月16日から25日にかけて、中国農業展覧館で開催。中国和平利用軍用技術協会が主催し、中国10大軍需企業などが共催する。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年7月2日