中央軍事委員会は習近平主席の承認を得て、新たな情勢下における法に基づく軍統制、厳格な軍統制の踏み込んだ推進に関する決定を通達した。
「決定」は党の第18期中央委員会第4回全体会議の精神および法に基づく軍統制、厳格な軍統制に関する習主席の重要な論述の踏み込んだ貫徹、軍隊法治建設の強化について全面的に方針をまとめ、全軍に対して軍事力強化の目標によって軍事法治建設を先導し、法治信奉と法治思考を強化し、法治の要請に従って軍統制のあり方を転換し、国防と軍建設の法治化水準を高めるよう指示した。
「決定」は「近代化された国家は必然的に法治国家であり、近代化された軍隊は必然的に法治軍隊である。軍は近代化、情報化を進めるほど、法治化が必要だ。法に基づく軍統制、厳格な軍統制の踏み込んだ推進は、全面的な法に基づく国家統治という全体計画の重要な構成要素であり、軍事力強化という目標を実現するうえでの必然的な要請であり、国防・軍改革の深化における重要な保障であり、部隊による使命・任務の効果的な履行および高度集中・統一を確保する揺るぎない保証である。現在、国防・軍建設は新たな歴史的出発点に立っており、法に基づく軍統制、厳格な軍統制の国防・軍建設の全局における地位は一段と際立ち、役割は一段と重大になっており、法治の先導・規範化の役割をより良く発揮し、近代軍事発展の法則に合致し、わが軍の特色を体現する科学的組織モデル、制度設計および運営方式を確立し、軍の正規化のより高い水準への発展を後押ししなければならない」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年2月27日