インターネットとITの応用の未来に期待できるならば、そのさらに基礎となるチップをめぐり、中国はどのように発展しているのだろうか。
この質問に対しては、北京中星微電子有限公司首席科学者で中国工程院院士の鄧中翰委員が同社が開発するより高速かつ燃費の低いAIチップが間もなく誕生するという情報を明かしてくれた。
鄧委員は、「中国のチップ輸入額は毎年1兆元以上(1元は約16.73円)に達している。チップが安全でなければ、情報も国も安全ではない。私は自社のチームを率いて、独自の知的財産権を持つチップを開発し、中国にはチップが無いという歴史にピリオドをうつことになる」とした。
同社は次世代AIをめぐり、このほどさらにAIチップ「星光智能1号」を開発。このチップはディープラーニングニューラルネットワークプロセッサを備えており、「今年は2号を発表する。より低燃費で、演算速度はこれまでのものに比べ16倍になる」ということだ。
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