広州市や上海市、北京市などで自動運転の路上テストが始まっており、杭州市もこの競争に正式に加わった。アリババ西溪園区南門から1キロほど離れた場所にある新設道路で、作業員が歩道を整備していた。この道路は間もなく、杭州初の自動運転テスト道路として正式に利用される。杭州網が伝えた。
アリババから2キロも離れていないことから、業界内ではアリババ自動運転チームもまもなく正式に登場するとされている。未来科技城(海創園)管理委員会の関係者によると、この道路は現時点でまだ計画の段階にあり、アリババだけでなく他の自動運転企業にも路上テストコースとして開放されるという。
アリババの責任者によると、アリババ人工知能実験室(AI labs)のチームが自動運転技術の研究開発を行っている。すでにどの程度の段階まで開発が進んでいるかについては、まだ情報開示できる状況ではないという。
百度は中国国内で最も早く自動運転の開発に取り掛かったIT企業。年初には米ラスベガスで開かれた世界最大の電子製品見本市「CES 2018」において、百度の自動運転チームが集団での海外初登場を果たした。同時に自動運転プラットフォーム「Apollo 2.0」の正式リリースを発表し、さらに自動運転分野の人材計画を公表した。
テンセントも昨年、自動運転実験室を設立し、自動運転の人材募集を開始した。昨年11月のテンセントグローバルパートナー大会において、テンセント自動運転実験室はその自動運転の進展を初公開した。テンセントの自動運転計画によると、来年にはまず都市部の半閉鎖スタイルの道路において自動運転能力を実現することになる。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年3月15日
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