全国政協第13期第1回会議の閉幕をひかえた15日午前、最後の「委員通路」でのインタビューが北京の人民大会堂中庁で行われた。科技日報が伝えた。
今回のインタビューで政協委員たちは「人々の未来における素晴らしい生活」の詳細について語ってくれた。
「委員通路」で最初に質問をうけたのは百度CEOの李彦宏氏。当然ながら質問内容は、自動運転車と人工知能(AI)について。李氏にとってこの話題はまさにお手のものと言えるだろう。
李氏は、「中国工業・情報化部の苗部長が自動運転車を8年から10年のうちに量産化を実現するとしたことを耳にしているが、私自身はもっと楽観的だ。当社は今年、自動運転車の小規模量産を実現し、金龍客車と提携して『阿波龍』(自動運転小型バス)を提供し、観光地や埠頭など閉鎖的で制限のある道路での運営を実現する。来年には一部の主流自動車メーカーと提携し、通常の道路状況における高度な自動運転を実現する」と述べた。
李氏は自動運転車があと3年から5年のうちに完全に開放的な道路を走行し、本当の意味でドライバーを解放することになるとの見方を示した。
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