高速鉄道についても、新たな動きが生じている。
中国工程院院士の盧春房委員は、京滬高速鉄道建設総指揮を担う。盧氏は「委員通路」で未来における展望を語った際、「中国の高速鉄道営業距離は2025年までに3万8000キロに達し、より多くの人が高速鉄道を利用できるようになる。中国は高速リニア列車と真空チューブ飛行列車を開発し、列車をより高速にする」と明かした。
当然ながらこれらの科学技術革新には、基礎研究が欠かせない。
基礎研究は科学革新の源であり、原動力だが、弱点となる可能性もはらむ。その点に関して、国家自然科学基金委員会元主任で中国科学院院士の楊衛委員は委員通路においてその支援策について明かした。
楊氏は、「基礎研究がR&D経費に占める割合を現在の5%前後から8から10%に引き上げる。これは中国が社会主義強国を建設するためのサポートだ」と力強く語った。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年3月16日
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