甘粛省の敦煌西湖国家レベル自然保護区は3月1日、モニタリングシステムのカメラが、水を飲むために、ススキ生息地にある水たまりに頻繁にやって来るガゼルの姿を捉えていたことを発表した。その水たまりは、同保護区管理局が野生動物のために設置した水飲み場となる。管理局は2017年から、調査を行った上で、環境に合わせた水飲み場を10ヶ所設置した。それらの水飲み場には、太陽光発電やコントロール可能なポンプなどの自動化装置が採用されているほか、水が地中に染み込んでいかないようにする処置も施され、植物や水の少ない地域に生息する野生の動物の飲み水を確保することで、ほとんどいなくなっていた野生動物がこれらのエリアに少しずつ戻って来ている。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年3月4日