2018年に死去した香港地区の著名な武侠小説家・金庸氏を記念して、第9回北京国際映画祭で、「侠客・金庸」をテーマにした特別イベントが開催されることが明らかになった。同イベントで上映される映画は今月中にも発表されるという。北京日報 が報じた。
18年10月30日、金庸氏が享年94歳で死去。彼の死の報にふれ、多くの武侠ファンだけでなく、映画ファンも涙した。他の武侠作家と比べ、金庸氏の小説の影響力は極めて幅広く、数多くの小説が映画化され大ヒットした。統計によると、1958年に初の映画化作品「射雕英雄伝」が上映されてから現在までに、映画・ドラマ作品合わせて104作品が上映、放送されてきた。北京国際映画祭ではこれまでにも、武侠映画の巨匠・胡金銓の名作「侠女」、「大醉侠」、「龍門客棧(残酷ドラゴン 血斗竜門の宿)」などを含むたくさんの名作武侠映画を上映してきた。しかし、「侠客・金庸」をテーマにしたイベントは今回が初めてとなる。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年3月11日