中国のIT産業発展指数は世界4位

人民網日本語版 2019年04月01日11:17

2019中国(深セン)ITサミットが3月31日、深センで開催され、「中国IT産業発展報告」が発表された。 同報告によると、中国のIT産業発展指数は世界4位で、中国の都市別の同指数ランキングトップ3は北京、深セン、上海だった。科技日報が伝えた。

デジタル中国連合会の常務理事・李穎氏によると、中国のIT産業は現在、大きいことから強いことへの転換、追走・並走から並走・牽引へと成長する重要な戦略的好機を迎えている。そして、世界ランキングでの順位を急速に上げ、産業実力ランキングでは世界2位、IT産業発展指数では米国、日本、ドイツに次ぐ4位に入っている。中国のIT産業イノベーション、IT産業融合など一部の指標も向上している。昨年末の時点で、世界のユニコーン企業313社のうち、中国企業は76社で、米国の151社に次ぐ2位の数だった。

地域別の発展を見ると、中国の中心都市19都市のIT産業のクラスター化発展、段階化分布の動向が顕著だ。IT産業発展指数トップ3は北京、深セン、上海で、そのリーディング的役割は際立っている。その後に杭州、広州などが続いている。西安、成都などの西部の都市は急成長している一方、東北三省は今後の成長が待たれる状態だ。

モバイルデータやインターネット業務も前年と比べて急成長している。報告によると、昨年、中国の電気通信業務の売上高は前年比137.9%増の6兆5556億元 (1元は約16.6円)だった。モバイルユーザーと固定インターネットブロードバンドアクセスユーザーの数も増加を続けており、世界最大の第4世代移動通信システム(4G)ネットワークが形成されている。報告によると、2018年は第5世代移動通信システム(5G)の発展において、一里塚的な一年となった。5Gは一定規模の商用化のラストスパートに入っている。(編集KN)

「人民網日本語版」2019年4月1日

  

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