中国はこのほど、今年5回目となる石油価格の値上げ実施を決めた。中国国家発展改革委員会は28日、最近の国際市場における石油価格の変動に合わせて、石油製品の価格を今月28日午前0時から調整するとし、ガソリンと重油の価格が1トン当たり80元(1元は約16.46円)値上げされた。これにより、中国のほとんどの地域が、ガソリン1リットル「7元」の時代に突入した。北京日報が報じた。
今年に入り、中国の石油製品の価格は上昇傾向を呈しており、今回で5度目の値上げとなる。ガソリン1トン当たりの価格は累計750元、重油1トン当たりの価格は累計725元上昇した。1リットル当たりの価格は、レギュラーが累計0.59元、重油が累計0.62元上昇した。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年3月29日