江蘇省南京市に住む中学生の呂沢逸くん(15)は、4歳の時に偶然家の庭で変な形の虫を発見してからというもの、こうした虫たちの虜になってしまったという。それらの虫がどこからやって来たのか知るため、最初は家族に聞いていたが、その後はインターネットを使ってその答えを探し出すようになり、これらの虫のことを理解し、自分でも虫を捕まえて飼育し始めるようになった。ところがますます収まりがつかなくなってしまい、ここ数年で呂くんが次々飼ったカマキリやトカゲ、ハナムグリといった虫や小動物はすでに数十種類、7~800匹にもなる。そして新しいことを始めたいと、今度は撮影技術を学び、こうした「小さな仲間たち」を撮影し始めたところ、1年ちょっとで小さな動物や虫たちの生き生きとした表情を切り取り、人々を驚かせるような多彩な世界を捉えた作品を生みだすようにまでなった。呂くんは、「アマゾンの森に行って、本でしか見たことがない虫を探すのが一番の夢」としている。彼は自分の撮影技術を使って虫たちの写真を撮って、写真集を作り、世界の人々にこうした可愛らしい「仲間たち」を紹介したいのだという。新華網が伝えた。(編集TG)
「人民網日本語版」2019年4月23日