「双方は上層部交流の良い基調を維持し、各分野の実務協力を着実に推進し、第三国市場協力とイノベーション協力を積極的に実施する必要がある。『共に話し合い、共に建設し、共に分かち合う』原則に基づき、『一帯一路』を高い質で共同建設する必要がある。日本側が中国企業に公平、公正、無差別で、予測可能なビジネス環境を提供することを希望する。双方は青少年交流を促進し、中日関係を支える民意の土台を突き固める必要がある。日本側は引き続き歴史や台湾地区など重大な原則問題を適切に扱い、政治的相互信頼を揺るぎないものにし、新時代の要請にふさわしい中日関係を構築するために妨害を排除する必要がある。現在の情勢の下、双方は国際社会での意思疎通と調整を強化し、多国間主義と自由貿易体制を断固として守り、地域統合プロセスを推進する必要もある」と述べた。
河野外相は「日本側は習主席による来春の日本への国賓訪問を非常に楽しみにしている。中国側と入念に計画を立て、訪問の申し分のない成功を確保し、日中関係をさらに高い水準へ押し上げたい。日本側は中国側と大阪での両国首脳会談での共通認識をしっかりと実行に移し、各レベルの交流と対話を緊密化し、実務協力を深化し、人的・文化的交流を促進したい。G20大阪サミットは成功を収め、多国間主義と自由貿易の堅持という積極的メッセージを外の世界に発した。中国側の積極的な貢献に感謝する」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年8月2日