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中国航空集団が貧困層支援活動PRイベントを中国駐日本大使館で開催

人民網日本語版 2019年08月26日15:00
中国航空集団が貧困層支援活動PRイベントを中国駐日本大使館で開催
孔鉉佑中国駐日大使(右)に中国航空集団が展開するターゲットをしぼった貧困層支援プロジェクトについて説明する中国航空集団の曹建雄副総裁(撮影・馮学敏)。

中国航空集団(以下「中航集団」)と中国駐東京観光事務処が共同主催した貧困層支援活動に関する大型PRイベント「エアチャイナ中国の旅 内モンゴルで会いましょう」が23日夜、中国駐日本国大使館で行われた。孔鉉佑中国駐日本大使、中航集団の曹建雄副総裁、中国駐日本大使館の宋耀明経済商務公使、中国国際航空股フン有限公司(フンはにんべんに分、以下「国航」)商務委員会の黄波主任、国航日本支社の馮力支社長、在日中国企業協会の王家馴会長と協会会員企業関係者、業界専門家、主流メディア関係者、旅行社など関連業界関係者など130人以上が参加した。人民網が伝えた。

2013年に内蒙古(モンゴル)自治区のソニド右旗と正式に一対一の貧困層援助関係を結んで以来、中航集団は多くの力を注ぎ、援助をしっかりと確実に実行してきた。ソニド右旗の34の貧困村は全て貧困から脱却し、正式に貧困県・旗のリストから除外され、貧困脱却の難関攻略が喜ばしい進展を遂げた。今回の日本でのPRイベントでは、同社が一対一の貧困層支援活動を展開している内蒙古自治区を重点として、内蒙古の世界に向けたPR映像を上映し、馬頭琴や蒙古「長調」、ホーミーなど無形文化遺産に指定されている芸術のパフォーマンスを披露し、支援対象地域の各種資源をPRした。

孔鉉佑大使は挨拶の中で、「本日、大使館で開催された『エアチャイナ中国の旅 内モンゴルで会いましょう』イベントには、中国の有名大型国有企業である中航集団を通して、政府に対する責任感と国に対する思いが十分に体現されていた。今年は中日就航45周年に当たり、大使館がこの歴史的な瞬間に立ち会い、特に中国国際航空が1988年の創設以来、数々の苦労を経て今日のような有名大型企業へと成長し、自身の社会的責任を常に忘れず、国に対する思いを内蒙古自治区の発展に注ぎ込んでいることを目にすることができ、非常に光栄だ」と述べた。孔大使は最後に、「内蒙古に行って初めて空の広さを知り、人がどれほど小さいかを知ることができる。今回のイベントを通じて、さらに多くの人が内蒙古を訪れ、『天は蒼蒼、野は茫茫、風吹き草低(た)れて牛羊見(あら)わる』壮麗な景観を体感することを願っている」とした。

中航集団の曹建雄副総裁は挨拶の中で、「ターゲットをしぼった貧困層支援は『小康社会(ややゆとりのある社会)』全面的実現のために必ず打ち勝たなければならない三大難関攻略戦の一つだ。中航集団は断固たる態度で党中央と国務院の政策配置を貫徹・実行し、貧困脱却難関攻略における中央企業(中央政府直属の国有企業)としての政治的責任感と国に対する思いをはっきりと示している」と述べた。

イベント会場で、曹副総裁はゲストに対し、おいしい牛や羊の肉、かぐわし香りのミルクティー、風味豊かな馬乳酒など内蒙古の美食を紹介した。しかし内蒙古の魅力は自然と美食だけではない。曹副総裁は、「馬頭琴やホーミー、長調などは国連教育科学文化機関(ユネスコ)の『人類の口承及び無形遺産の傑作』に指定されており、内蒙古の人々が継承する比類なくすばらしい音楽芸術だ」と紹介した。

日本の阪急交通社の中西靖典本部長も挨拶を述べ、「長年にわたって多くの日本人観光客が中国を訪れ、自然景観や歴史、文化遺産を鑑賞し、各地のグルメを味わい、中国の魅力を体感している。特に2010年の上海万博では、その期間だけで計20万人が中国を訪れた。両国の長年にわたる交流において、中国国際航空の支援は欠かせないものだ」と語った。

現在、国航は内蒙古自治区内で、呼和浩特(フフホト)、包頭、赤峰、ハイラル、バヤンノール、オルドス、通遼、烏海、ウランチャブ、シリンホト、ウランホトなど11都市との間に航空路線を就航させている。北京や上海、天津、広州、成都、武漢などから内蒙古自治区内への航空路線は30路線以上にも達し、現地の人々の移動に極めて大きな便宜を図り、航空産業を通じて現地社会や経済、文化の発展に貢献している。(編集AK)

「人民網日本語版」2019年8月26日

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