中国人はどんなナイトライフを送っている?

人民網日本語版 2019年08月22日10:53

商務部(省)が発表した都市住民の消費習慣に関する調査報告によると、消費の60%は夜間に発生しており、デパートでは毎日午後6-10時の売上高が一日の半分以上を占めるという。中国中央テレビの財経チャンネルが伝えた。

「ナイトタイムエコノミー」は今や都市の消費を牽引する新たな成長源だ。最近は各地方政府が「ナイトタイムエコノミー」の推進に力を入れ、北から南まで、「ナイトタイムエコノミー」の消費・業態はさらに多様化している。

▽湖南省長沙市:グルメの集積地 グルメ体験が新たなランドマーク

夕方になると、特色ある花鼓戯が上演され、長沙のナイトライフの幕が開く。打楽器の音が鳴り響く中、集まるのは現地の人々だけでなく、全国各地からも観光客が訪れ、長沙の夜のドラマが次々上演される。

臭豆腐(豆腐で作られる加工食品)は長沙の有名な特色ある軽食だ。董順桃さん(64)は33年にわたって臭豆腐作りを手がけ、長沙臭豆腐の継承者であり、長沙の最も伝統的な製造方法を今に伝えている。長沙で董さんの臭豆腐を食べるのが、長沙を訪れた多くの観光客にとって欠かせないオプションだ。

董さんの臭豆腐を食べられるレストランはインテリアに独特のスタイルがあり、味は本格的で、今やネットで有名な「長沙でぜひ訪れたい店」だ。臭豆腐だけで一日8千個も売れてしまう。董さんによると、「夜の9時から深夜1時までが一日で一番忙しい時間帯」という。

ザリガニは長沙の特色ある軽食で、1晩で4千キログラムを売り、3千-4千人が行列を作る店もある。

デリバリーの美団外売の2019年上半期午後9時-午前4時の時間帯における夜食デリバリー統計データによれば、長沙の夜食デリバリーの受注量は前年同期比50%以上増加し、注文時間は午後9時-11時に集中して、この時間帯の注文全体の約70%を占める。また午前3-4時の注文量は同160%増加した。

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