人工肉のハンバーグ(写真著作権は東方ICが所有のため転載禁止)。 |
食肉加工を手掛ける中国の金字火腿股フン有限公司(フンはにんべんに分)は16日、上海市で植物由来の「人工肉」のハンバーグを発表した。同製品は同社と米化学大手デュポン社が共同開発し、販売価格は4枚で118元(約1806円)。製品紹介によると、非遺伝子組み換え大豆などの植物性タンパク質によって作られており、牛肉のような質感と食感を備えているという。100グラムあたり11.7グラムのタンパク質が含まれており、主にフィットネスや菜食主義、健康的な食生活を心がける人向けに販売される。解凍してからフライパンなどで加熱して食べる。また同社とデュポン社が共同開発した人工肉製品はすでに予約販売をスタートさせており、10月下旬ごろから順次出荷していく計画だ。これにより金字火腿股フン有限公司は中国国内で初めて人工肉の販売を行う上場企業となった。(編集TG)
「人民網日本語版」2019年10月17日