中国市場開放の魅力を示す輸入博覧会 (2)

人民網日本語版 2019年10月22日15:28

■巨大な市場機会

世界貿易が保護主義の逆風に遭う中、輸入博覧会を制度化し、輸入を拡大する中国の努力が世界貿易の需要増加を後押しするのは間違いなく、開放を続ける中国市場も全世界の企業に成長の原動力と貴重な自信を与える。

ベティン氏は「世界貿易の成長がほぼ停滞している中、中国による第2回輸入博覧会の開催には、なおさらに重要な意義があり、なおさらに積極的な作用を果す」と語る。ドイツ、テュフ・ラインランドの上級副社長も「輸入博覧会は国際貿易パートナーに広大な輸出市場を提供するとともに、中国での成長を支持してきた。これは各国企業の発展に新たな需要を創造し、世界経済に弾みを付ける」と語る。

中国は昨年の第1回輸入博覧会で、今後15年間で中国の物品輸入は30兆ドル、サービス輸入は10兆ドルを超えるとの見通しを発表した。これほど巨大な輸入の「パイ」は、世界中の企業にとって間違いなく魅力的だ。

今回の輸入博覧会で、日本貿易振興機構(ジェトロ)は日本企業約160社の参加を取りまとめる。企画部海外地域戦略主幹(北東アジア)の中井邦尚氏は「日本企業、特に中小企業は輸入博覧会を通じて中国市場を開拓することを望んでいる」と語る。

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