2019年12月31日、習近平国家主席とロシアのプーチン大統領は新年の祝電を交換した。新華社が伝えた。
習主席は、「まもなく過ぎ去るこの年は中国・ロシア関係の発展の歴史において極めて特別な1年だった。両国が国交樹立70周年をともに祝う友好ムードの中で、私とプーチン大統領は中ロ関係が新しい時代に足を踏み入れたことを共同で宣言し、両国の友好の新たなページを開いた。私たちが署名した両国による現代のグローバル戦略の安定強化に関する共同声明を発表し、グローバル戦略の安定を共同で維持するという中ロの固い決意を明らかにした。両国の経済貿易、エネルギー、人的・文化的分野、科学技術、地方など各分野の協力の注目点が次々に現れ、大きな成果が積み上がり、両国と両国民に確実な利益をもたらし、世界の平和と発展にも極めて大きく寄与した」と述べた。
習主席は、「2020年には中ロ科学技術イノべーション年がスタートする。双方は世界の反ファシズム戦争の勝利ならびに国際連合発足75周年を共同で祝うことになる。私はプーチン大統領と緊密な交流を維持し、手を取り合って二国間関係と各分野での協力が新たなステージに進むようリードし、多国間主義と国連を核心とした国際システムを共同で守り、中ロそれぞれの発展と振興に助力し勢いをつけ、百年の大変局の中にある世界により多くの安定性をもたらし、より多くのプラスのエネルギーを注入していきたい」と指摘した。