ロシアが今年1月1日から、新興5ヶ国(BRICS)の議長国を務めることについて、中国外交部(外務省)の耿爽報道官は3日の定例記者会見で、「中国は全力で議長国のロシアをサポートし、ロシアと共に、他のBRICSのメンバーと密接に協力し、7月のサンクトペテルブルク首脳会談が成功するよう取り組む」とした。人民日報が報じた。
耿報道官は「BRICSは世界的な影響力を有する新興市場と発展途上国の協力メカニズムだ。近年、BRICSの結束力は日に日に強化され、実務的な協力も深化し、影響力も向上して、国際事務において一層重要な力となっている」と述べた。
そして、「中国はBRICSの協力がロシアが議長国を務める今年に、新たな進展、成果を得て、その戦略的パートナーシップが強化され、経済・貿易・財政・金融、政治的安全保障、人的・文化交流などでの協力が深まり、『BRICSプラス』の協力が拡大されることを望んでいる。また、中国はBRICSのメンバーが世界の平和と発展を共に維持し、公平正義を守り、多国間主義と多国間貿易体制を堅持するうえでより大きな役割を果たし、人類運命共同体の構築にさらなる貢献をすることを望んでいる」と述べた。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年1月4日
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