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習近平国家主席がロシア首相と会談「中露関係は新時代へ邁進」

人民網日本語版 2019年06月07日11:43

習近平国家主席は6日、ロシアの首都モスクワで同国のメドベージェフ首相と会談した。新華社が伝えた。

習主席は、「今年は中露国交樹立70周年にあたる。中露関係は高水準の発展を維持し、大国関係の中で相互信頼のレベル、協力の水準、戦略的価値が最も高いもので、世界の平和、安定、発展に重要な貢献をしてきた。現在、中露関係は新時代に邁進し、両国の全面的な戦略的協力パートナーシップは新しい内容を絶えず発掘している。複雑に入り組んだ国際情勢に直面して、特に新興市場国の発展を制約する一連の不当な行為に直面して、中露が全面的な戦略的パートナーシップの協力を強化することは、両国と両国国民の利益を守り、世界の平和、安定、繁栄を守る上で重大な意義がある」と述べた。

習主席は、「双方は努力を重ねて、各分野での協力が引き続き深いレベルで発展するよう推進し、両国国民により多くの恩恵をもたらし、両国の発展復興により強大なエネルギーを注入する必要がある。双方はまた国際連合、世界貿易機関(WTO)、新興5ヶ国(BRICS)、主要20ヶ国・地域(G20)などの多国間問題における協力を強化し、国際社会により多くの『中露プラン』で貢献しなければならない」と強調した。

メドベージェフ首相は、「両国首脳が昨日、共同声明に署名し、露中関係が新時代に邁進したと宣言したことの意義は重大だ。現在、個別の国が結果をよく考えずに、国際法と国際関係の基本ルールに公然と背き、ともすれば他国に制裁を加えたり、他国企業にプレッシャーを与えたりして、世界経済の成長を抑制し、国際貿易の発展に大きな損害を与えており、こうした行為は思慮の浅い破壊的なものといえる。露中は戦略的協力を強化し、露中と国際社会が直面する共同の挑戦に連携して対処し、世界の平和と発展を着実に守らなければならない。ロシアは中国とともに、両国総理・首相の定期会談などのメカニズムを通じて、両国首脳が達成した重要な協力の共通認識を全面的に実施したいと考えており、これにはユーラシア経済連合(EEU)や『一帯一路』(the Belt and Road)の共同建設における連携協力が含まれる」と述べた。(編集KS)

「人民網日本語版」2019年6月7日

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