中国の崔天凱駐米大使は8日夜「中米間の経済・貿易協力の本質的特徴は常に互恵・ウィンウィンだ。双方が両国民の根本的利益をしっかりと把握し、互いの尊厳・主権・核心的利益を尊重しさえすれば、克服できない困難はない」と述べた。新華社が伝えた。
崔大使は同日、米国中国総商会(CGCC-USA)のパーティーで「中米はすでに第1段階の経済貿易合意を結んだ。事実が証明するように、中米両国は平等と相互尊重を基礎に対話と協議を堅持しさえすれば、互恵・ウィンウィンの結果に達することができる。極めて複雑な現在の国際環境の下、この合意は中米両国にとってプラスであり、世界にとってもプラスだ」と指摘。
「過去40年余り、中米関係が少なからぬ困難や危険性を乗り越えて、真の力強さを得られたのは、双方が試練に向き合い、困難を克服し、問題を解決し続けたことによる。新たな年において、中米関係が正しい方向性を堅持し、健全で安定した軌道に沿って前向きに発展することを希望する」と述べた。
崔大使はまた「長期的に健全で安定した中米関係は、引き続き両国の企業及び国民に共同発展という歴史的チャンスを提供する。中米両国のビジネス界が中米の友好と協力を支える社会的責任を担うことを希望する。両国のビジネス界が同舟相救い、手を携えて前進しさえすれば、中米関係の船は必ずや波をけたてて前進し、暗雲を突破して、陽光のきらめく向こう岸へと向かうことができる」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年1月10日
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