湖北省武漢市の武漢市肺科医院で28日、新型コロナウイルス感染による肺炎の患者5人が、治療の結果回復し、退院した。そのうち1人は87歳の高齢女性で、入院時は身体が衰弱し、38度の発熱があり、新型コロナウイルス感染による肺炎のほかに他の細菌感染による肺炎も併発していた。基礎疾患も多く、昨年12月には急性心筋梗塞を発症し、状況は切迫していた。この女性は1月20日に入院し、数日間の治療を行った結果、3日連続で発熱がみられず、2回(24時間間隔)連続で核酸検査の結果が陰性で、CTでも病巣の明らかな好転が認められた。女性は28日に退院。退院後は1週間から2週間、自宅で経過を観察する必要がある。人民日報微博(ウェイボー)公式アカウントが伝えた。(編集AK)
「人民網日本語版」2020年1月29日