新しい年が始まり、何もかもが新しく生まれ変わる。中国旧暦の正月・春節(今年は1月25日)がやって来ると、国際機関の責任者や各国の政府要人がさまざまなスタイルで中国国民に初春の祝福を送った。
国際連合のグテーレス事務総長は動画で中国国民と世界中の中国系の人々(華人)に新年のあいさつをした。グテーレス氏は、「今年は国連設立75周年であり、持続可能な開発目標(SDGs)の『行動の10年』の最初の年でもあり、持続可能な開発目標は私たちの人々と世界に対する共同の願いを映し出したものだ。私は中国と中国国民の国連と多国間主義への支持に感謝し、みなさまの新年のご健康、ご多幸、ご活躍を祈念する」と述べた。
国連総会のディジャニ・ムハンマド・バンデ議長は中国の春節を祝う中で、「私たちは国連の平和・安全、開発・人権の取り組みに対する中国の揺るぎない支持に感謝する。中国政府が過去1年間に14億人の人口を率いる大国として国内総生産(GDP)の一人あたり平均1万ドルを達成したことを祝福し、中国が2020年に絶対貧困を解消するとの目標を成功させることを願う」と述べた。
日本の安倍晋三首相は「東方新報」と「中文導報」などの中国語メディアを通じて日本に暮らす中国系の人々へ新年の祝福を送った。安倍氏は、「日本に暮らす中国系の友人のみなさんがこれまでずっと日中関係の発展で果たしてきた架け橋の役割に感謝する。みなさんの新しい年におけるご多幸とますますのご発展を祈念するとともに、日中関係の百尺の竿頭がさらに一歩を進んで一層発展することを願う」と述べた。
ナイジェリアのブハリ大統領はこのほどSNSを通じて、「中国国民と海外にいる中国系の人々へ春節の祝福を送り、みなさんのご多幸をお祈りします。中国国民が新しい年にますます繁栄することをお祈りします。ねずみ年に私たち両国が共同で発展し、両国国民の生活がより素晴らしいものになることをお祈りします」と発信した。
ニュージーランドのアーダーン首相はこのほど2020年春節のあいさつを発表し、「中国のみなさんのねずみ年のご発展をお祈りします」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年1月25日