中日外相が電話会談 新型肺炎対策で国際社会と連携

人民網日本語版 2020年01月27日12:18

王毅国務委員兼外交部長(外相)は26日、日本の茂木敏充外相と電話会談を行った。中国新聞社が伝えた。

茂木外相は「中国の政府と国民が習近平国家主席の指導の下、新型コロナウイルスの感染拡大を断固として抑制するために積極的で力強い措置を講じていることに、日本側として敬意を表する。困難に遭った時に全力で助け合う友こそが真の友だ。日本側は中国側と共に感染拡大の脅威に共に対処し、中国側を全面的に支援したい」と表明した。

王部長は「感染拡大を抑え込むことは国際社会共通の関心事だ。中国は日本を含む世界各国と共に積極的に対処したい。我々はすでに世界保健機関(WHO)、関係国及び香港・澳門(マカオ)・台湾地区に感染に関する近況を通知しており、ウイルスの遺伝子配列等の情報を直ちに各者と共有した。すでにWHOの専門家チームが武漢で現地調査を行い、中国側の効果的な対策を高く評価した。WHO事務局長も十分に評価している。日本側を含む国際社会の中国側への十分な理解と支持に感謝する」と表明。

「中国政府は国民の生命の安全と身体の健康を守るべく尽力するとともに、責任ある姿勢で日本人を含む各国の中国滞在者の安全を保障し、その理にかなった懸念を速やかに解決する。我々は引き続き国際社会と意思疎通や調整を強化し、連携して感染症対策をしっかりと行う」と述べた。(編集NA)

「人民網日本語版」2020年1月27日

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