中国で新型コロナウイルス感染が拡大する中、多くの医療機関は無料のオンライン診察を打ち出し、市民に症状が深刻でない限り、できるだけ病院に行くのを控え、まずオンラインで医師に相談するよう呼び掛けている。広州日報が報じた。
同程芸龍の微信（WeChat）ミニプログラムで検索するか、微信の「WeChatPay」から列車・航空チケットのコーナーに入ると、「無料のオンライン診察」コーナーがある。そこに入ると、無料のオンライン診察を申し込むことができる。新型コロナウイルスに感染した可能性のある人は、無料の診察を受けて、診断を受けることができ、状況に合わせた合理的な対応策を教えてもらうことができる。そうすることで、病院に行って院内感染するリスクを避けることができるほか、現地の病院の負担を軽減することもでき、「無接触」で診断できるサービスとなっている。心臓病や腎臓病などの持病がある人はウイルスに感染しやすいため、オンラインで診察を受けることで、病院に行く回数を減らすことができる。
オンライン診察のプラットフォームを見てみると、中国全土の公立病院の医師21万人が登録しており、24時間態勢で相談に応じてくれるようになっている。ほとんど全ての科の医師が登録しており、病状の初歩的な判断を下してくれる。（編集KN）
「人民網日本語版」2020年2月22日
