現地時間の2月16日、米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)はツイッターを更新し、米国でサービスの一層の拡大に努めると発表したほか、今年の遅い時期には世界でソーラールーフ事業を展開し、これには中国での事業展開も含まれていると明かした。「北京日報」が伝えた。
マスク氏は、「ソーラールーフは初めのうち米国で製造するが、最終的には現地生産を達成したい」と述べた。
マスク氏は1週間前にツイッターで2つのツイートを連続的に発信し、ソーラールーフ事業の最新の進展状況を紹介した。そのツイートとは、「当社は米国のサンフランシスコ・ベイエリアでソーラールーフの設置を急ピッチで進めている」、「テスラはまもなく欧州市場と中国市場に進出する時期を明らかにするだろう」というものだった。
マスク氏はさきに、「ソーラーパネル事業の拡大は2020年の主な優先的事項の1つ」と述べている。テスラは16年に太陽エネルギーサービスの米ソーラーシティを買収した後、この分野の事業拡大を開始。同年10月にはソーラールーフを打ち出し、太陽光発電と外観が美しく、耐用期間が長いガラス製屋根とを結びつけ、太陽エネルギーの電力への変換を可能にするとともに、家庭用蓄電池「パワーウォール」を利用した電力の自給自足を実現している。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年2月19日