3月18日、書店・鐘書閣の北京融科店では、スタッフが携帯電話によるライブ配信で本を紹介する様子。(撮影・任超)
デジタルの「基盤」をしっかり打ち立て、「新インフラ」に焦点を当てて絶えず力を発揮する——
中共中央政治局常務委員会は先に行われた会議で、5Gネットワークやデータセンターなどの新型インフラの建設ペースを加速することを提起し、工業・情報化部(省)はあらためて5Gネットワーク、モノのインターネット(IoT)、ビッグデータ、人工知能(AI)の推進ペースを加速すると発表し、また2020年にIPv6エンドツーエンド貫通能力を向上させる特定行動を展開すると計画した。複数の省(自治区、直轄市)が相次いで発表した20年の重大投資プロジェクトでは、新型インフラ建設がどこでも相当の割合を占めた。
現在の感染症対策と経済社会発展醸成の複雑さに着目すればするほど、デジタル技術発展を加速させることの重要性と緊急性をよりしっかり認識することが大切になる。中国情報通信研究院の予想では、25年になると中国の5Gネットワーク建設投資は累計1兆2千億元に達する。20-25年には、中国の5G商用化が直接もたらす経済効果は10兆6千億元に達するという。