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「all in EC」の逆襲 デジタル技術が動かす新たな原動力 

人民網日本語版 2020年03月27日09:19

広東省中山市古鎮鎮でオンライン照明器具博覧会が行われている間、ライブ配信パーソナリティが華芸広場でショート動画共有アプリ「Tik Tok」などのプラットフォームを通じてライブ配信を行い、出展された照明器具を紹介する様子。(3月20日)

春節(旧正月、今年は1月25日)を間近に控えた頃、新型コロナウイルスによる肺炎が突然流行し、覇蛮食品旗艦店を創業した張天一さんは慌てふためくことになった。それまでに実店舗20数店と契約を結んでいたものの、現在は売り上げがほぼストップした状態に直面することになったからだ。新華社が伝えた。

打つ手がなくなった張さんは実店舗を手放すことにした。「当時、天猫(Tmall)のサービス費用は減免されていて、1点の売り上げがあれば1点の資金を回収できる。自分はオフラインの実店舗を閉めることにして、『all in EC(すべての業務をECで行うこと)』にした」という。

湖南風ビーフンの半製品ブランドはECで販売することにし、500人あまりの社員は全員オンラインでの業務に切り替わった。張さん自身も天猫(Tmall)プラットフォームで働くことになった。一日の売り上げは10万元(1元は約15.5円)、20万元、60万元……と増えていき、2月を通じて、天猫の1店舗でこのブランドを扱うオフライン店舗約60店舗を「養える」ようになった。

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