2003年のSARS流行時に仮設病院として短期間で建設され、先ごろ改修・増築工事を経て、運用を再開している北京小湯山指定医院が30日に記者発表会を開き、3月16日から同月29日24時までの期間、同院は全体的に秩序ある安定した運営を維持したことを明らかにした。同院は、北京市外から北京を訪れた(または戻ってきた)人々のうち、新型コロナウイルスの感染スクリーニングが必要とされた累計2002人を受け入れた。その内訳は、空港からの移送者が1682人、市内各区の隔離観察ポイントからの移送者が320人となっている。最も受け入れ人数が多かった日で1日に394人の受け入れを行い、新型コロナウイルス感染が確認された患者は累計43人に上った。同日、再び仮設病院としての運用をスタートさせた北京小湯山病院を取材した。中国新聞網が伝えた。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年3月31日