2018年の初めに、張熙さんは江蘇省東海県の大学生起業パークにやって来て、個人メディアのコンテンツEC事業を始めた。現在では現地の業者50数社およびインターネットプラットフォームの業者600社あまりと業務提携を結んでいる。新華社が伝えた。
東海県は2013年に同パークを設立し、現地の大学生がイノベーションや起業をするためのオンラインショッピング・ライブコマースのコンサルティング・研修といった「インキュベート」サービスを提供している。これまでに100人近い起業家を育てたほか、現在は複数のライブ配信パーソナリティを育成中だ。
また同県はライブコマースのためのプラットフォームを構築して発展を後押ししている。19年10月にスタートした東海水晶越境EC取引センターは、建築面積が2千平方メートルに迫り、水晶製品の越境EC事業を手がける業者、団体、個人に向けて、製品の展示・販売、生産・加工、ネット有名人によるライブコマース、研修・商談、物流・発送などのサービスを提供している。(編集KS)