新たな消費層としての2000年代生まれ どんな特徴があるか? (3)

人民網日本語版 2020年04月30日09:24

汎00後は自分のイメージだけでなく、暮らしの各方面でも美しさを追求する。レストランを選ぶ時は、インテリアや盛り付けを真っ先に考え、味はその次だ。家具を買うときは、インテリアと全体的な調和が取れていなければだめで、部屋のムードから浮いてはならない。外出時には、手に持つもの、カバンに入っているもの、身にまとうもの、顔を彩るものすべてが渾然一体となって、調和していなければならない。

汎00後は、「キャラクターは今ではスターやアイドルの専売特許ではない。自分の位置づけをああしたい、こうしたいと思う人は、だれでもスターのように自分に要求を出したり、自分をプロデュースしたりしていい」と話す。

貪欲に学ぶ

汎00後は学ぶことが好きなだけではなく、学ぶことが上手だ。彼らの多くはこのように考える。成績や単位は全てではない。学ぶことは単なる知識の習得ではなく、より大事なのは能力を向上させ、思考を鍛えるため、社会の現実的問題に対する理解を強化するためだ。汎00後は学校の中でも外でも、いかなる学ぶチャンスも見逃さないし、学ぶ環境の雰囲気も重視する。これは彼らの受けてきた教育によるところが大きい。汎00後の両親は上の世代の親たちより教育にたくさん投資してきたが、昔のように成績偏重ではない。

また汎00後からみると、学ぶ方法はもっと多様化できる。インターネットより多くの学びのルートが開拓され、たとえば知乎のようなQ&A型SNS、TEDを代表とする講座プラットフォームなどがあり、動画サイト「bilibili」(ビリビリ)でもいろいろなことを学べる。教卓の前で本にかじりつくのは最も効率の悪い学び方だ。

汎00後は学ぶときに最も重要なことは、正しい方法をしっかり身に着け、単なる情報の集積ではなく、洞察によって真の知識を得ること、その知識を内面化して自分のものにすることだと考える。(編集KS)

「人民網日本語版」2020年4月30日

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