四川省成都二仙橋公園には16日、火鍋レストランに生まれ変わったレトロな雰囲気を醸し出す「緑皮車(従来の普通列車)」の車両が並んでいた。噂を聞きつけ、訪れる客が引きも切らなかった。この「緑皮車」レストランでは車両内または車両外のテラス席で食事することができ、車両内の場合、普通席やグリーン席といったように、各車両のインテリアも異なっている。中国新聞網が伝えた。
廃棄処分となった「緑皮車」の車両に、廃線となったレール、古びたプレート、錆の跡が残る車両の扉など、これらはいずれも、成都で唯一の鉄道遺跡をテーマとする二仙橋公園ならではの特徴であり、工業文明の歴史が留められているだけでなく、文化クリエイティブ産業の新たな媒体にもなっている。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年7月17日