2020年第16回中国国際マンガ・アニメ・ゲーム博覧会(CCG EXPO)が7月16日から20日にかけて、上海市の上海世博展覧館で予定通り開催されている。新型コロナウイルス感染症が発生してから上海で初めて行われる大規模な国際マンガアニメ展だ。今回は「1チケットで1人、1コードで1回の証明」の入場方式が採用された。中国内外からトップレベルのマンガ・アニメ・ゲームブランドやトップレベル企業が集結し、バンダイ、ホットトイズ、盛趣遊戯、DeNA、天聞角川、騰訊視頻(テンセントビデオ)、玄機科技、幕星社、バンダイナムコ、コトブキヤなど各社が、今年の重量級の作品をひっさげて会場に姿を現した。今回は展示面積が5万平方メートル近く、出展企業が250社以上に達し、このうち中国の関連企業が6割以上を占めた。ここ数年、「ナタ~魔童降臨~(原題:哪吒之魔童降世)」、「魔道祖師」、「全職高手」、「斗羅大陸」などの人気中国国産アニメが、大手メーカーが争って開発を進める人気コンテンツとなっている。バンダイナムコなど海外のトップ企業も中国国産アニメのフィギュア開発を競い、中国国産アニメは国際化の流れの中にある。(編集KS)