中国の外交官が国際海洋法裁判所裁判官に高得票で当選

人民網日本語版 2020年08月25日14:47

中国政府の指名した候補者である段潔竜駐ハンガリー大使が24日、国際海洋法裁判所の裁判官に高得票で当選した。新華社が伝えた。

国連海洋法条約第30回締約国会議が24日に国連本部で開かれ、国際海洋法裁判所の裁判官7名を選出した。現在の裁判官7名は今年9月30日に任期が終了する。段氏は第1回投票で149票を獲得して当選した。任期は今年10月1日からの9年間。

国際海洋法裁判所は1996年に設立。国連海洋法条約に基づき、同条約の解釈と適用を巡る争いを解決する重要な司法機関だ。本部はドイツ・ハンブルクに置かれ、独立した裁判官21名で構成される。中国人ではこれまで趙理海、許光建、高之国の各氏が裁判官を務めた。(編集NA)

「人民網日本語版」2020年8月25日

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