2022年冬季五輪の安全対策に注目
浜田氏は、「最も関心があるテーマは『スポーツ』と『コロナ対策』だ。日本は2021年に延期となった夏季オリンピックを控え、北京は2022年の冬季オリンピックに向けての準備に余念がない。今回の交易会ではウィンタースポーツを疑似体験できるバーチャル・コーナーが特設されており、人気を博しているようだ。日本の最大の関心事項は世界から集まるアスリートや観客の安全対策だ。今回の北京での交易会における感染症予防を含む安全対策は大いに参考にしたい」と述べた。
ハイテク診断技術の活用で中日オンライン医療モデルを革新
浜田氏は、「未来産業として注目すべきは、『高齢化社会』の最前線を走る日本の介護技術とノウハウを中国の巨大な市場にどのように移転、開花させることができるかだ」と指摘。さらに、「ライフスタイルの多様化の中で、日本、中国を問わず、人々が大きな関心を寄せているのは『健康長寿』だろう。高精度AI画像診断を活かした日中オンライン医療は今後の成長の方向性となる。その萌芽が体験、確認できる場としても今回の交易会の成果を期待したい」と述べた。(編集AK)
「人民網日本語版」2020年9月10日