海南省が島を周遊する観光用道路の建設を認可

人民網日本語版 2020年09月22日14:15

海南省交通運輸庁によると、「海南省島周遊観光用道路プロジェクトフィジビリティスタディ報告」が審査をクリアし、同プロジェクトの建設が認可された。主線道路の長さは計997.9キロ、建設資金は約167億元(1元は約15.45円)。着工すれば海南省の国際旅行消費センターの建設が一層加速されることになる。新華社が報じた。

海南省島周遊観光用道路プロジェクトで建設される主線道路の長さは計997.9キロ、連結線は計442.7キロ。海口、瓊海、三亜など沿海12市・県、洋浦経済開発区を貫通し、沿線の特色ある海湾、海角、特色ある町、景勝地、ビーチリゾートエリアなどを繋ぐことになる。建設資金は、「企業自己調達+政府サポート+社会資本+市場融資」で構成される。

海南省交通運輸庁の関連の責任者によると、島周遊観光用道路は海南自由貿易港建設において、重要なインラインであり、同プロジェクトは、観光用道路開発・運営スタイルの模索・イノベーションにおいて重要な意義を帯びている。そして、海南の観光資源統合、要素集結、投資建設、業態イノベーション、運営管理などの面での飛躍的発展を推進し、全域観光モデル省のコンセプトを本当の意味で実践し、道路の沿線エリアが海南観光商品の新たな目玉、国家級の美しい道路になると期待されている。(編集KN)

「人民網日本語版」2020年9月21日

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