82.1%が「家庭を築くことは人生おいて絶対に必要なこと」
一人っ子の房さんは社会に出て4年になり、毎年、中秋節になると帰省して両親と過ごしている。そんな彼女は、「家庭を重視する両親の観念の影響を大きく受けた。私が25歳で結婚したのは、幸運にも運命の人に出会えたからであるほか、結婚後の家族との暮らしに期待があったから」と話す。
調査では、「家庭を築くこと」について、回答者の82.1%が「人生おいて絶対に必要なこと」と答えた。一方、13.9%は「何とも言えない」、「必要ではない」と回答した人はわずか4%だった。
また、「あなたは家庭を重視しているか?」との質問に、回答者の88.2%は「はい」と答えた。一方、7.9%は「何とも言えない」、3.9%は「いいえ」と答えた。調査結果を分析すると、既婚者ですでに子供のいる回答者の90.7%が「はい」と答え、その割合が最高だった。
家族間のちょっとしたゴタゴタにしばしば悩まされることもしばしばあるものの、張さんは、家庭を温もりを与えてくれる場所、心強い後ろ盾と見ており、「家族のサポートがなければ、僕は出稼ぎに行くことはできない。家族の暮らしをもっとよくするというのが僕が働く原動力になっている」と語る。
調査結果を分析すると、「家庭を築くこと」について、「人生おいて絶対に必要なこと」と答えた女性回答者は81.4%と、男性の82.9%をやや下回ったものの、「あなたは家庭を重視しているか?」との質問に「はい」と答えた女性回答者は90.4%と、男性の85.7%を上回った。
張さんは、「家庭に対する観念というものは年をとるにつれて変化していく。子供の頃、僕は親から離れてもっと大きな世界を見に行きたいとずっと思っていた。でも、一人で社会に出て懸命に働くようになり、苦労を知ってからは、自分が疲れたり、落ち込んだりした時に、励まし、慰めてくれる家族がいることを特に願うようになった。帰省する機会がたくさんあって、家族と一緒に過ごす時間が増えることを願っている」と話す。
今回の調査の回答者は男性が46.1%、女性が53.9%だった。年齢別に見ると、00後(2000年以降生まれ)が1.6%、90後(1990年代生まれ)が34.7%、80後(1980年代生まれ)が53.0%、その他の年齢層が10.7%だった。また、既婚で子供もいる人が72.7%、既婚でまだ子供のいない人が16.3%、未婚で子供もいない人が8.3%、配偶者はいないものの子供はいる人が2.7%だった。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年9月25日