上海レゴランドリゾートプロジェクトは昨年11月6日に初期段階の投資協力協議を締結して以来、各提携当事者は正式な提携協議のビジネス協議段階に入った。その後、世界的な新型コロナ感染流行の影響を受けたものの、このほど、プロジェクトにおける正式な協力がすでに各当事者間で確認され、全面的な合意に達した。これにより、プロジェクトのビジネス協議が合意に達し、同プロジェクトは金山区楓涇に建設されることが決定した。同プロジェクトはテーマパークのレゴランドのほか、250部屋以上の客室を擁するレゴランド全域を見渡せるテーマホテルから構成される。
上海レゴランドリゾートは上海金山城投集団、アトラクション施設運営企業の大手英マーリン・エンターテイメントグループ、世界的にも有名なブランド「レゴ」の親会社であるデンマークKIRKBIグループの投資会社KIRKBI INVST A/S、中国国内トップの総合メディア娯楽産業グループCMC Inc.華人文化グループ会社が共同で5億5千万ドル(1ドルは約105.8円)を投資して建設する。
同リゾートはレゴブロックのテーマ要素と中国文化を融合させ、2歳から12歳までの子供がいる家庭を対象に、没入型の親子向けインタラクティブ体験を提供し、子供たちとその家庭に、想像力をかきたて、テクノロジー感あふれる娯楽体験プログラムとインタラクティブな知育カリキュラムを提供する。
同プロジェクトが完成すると、上海市は「東にディズニーランド、西にレゴランド」というテーマパークの配置を促進させ、東西両翼が一斉に発展し、全地域での観光発展という構造を構築していくことになる。
金山区は上海市の中心部から車で1時間ほどの距離にある。この上海市中心部から車で1時間という距離では、長江デルタの16の重要都市をカバーできる。また車で2時間以内の距離で、長江デルタの潜在観光客5500万人が住むエリアをカバーすることができる。(編集TG)
「人民網日本語版」2020年10月10日